花粉症の原因となる花粉は、春に飛散ピークを迎えるスギやヒノキだけではなく、
地域によって異なりますが、1年中さまざまな植物の花粉が飛散しています。
5月にはイネ科の花粉、8月下旬から9月にかけてはブタクサなどの花粉が多く飛散します。
花粉症の主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・充血・涙ですが、
他にも喉の違和感や肌荒れ・頭痛・咳などがあります。
花粉症を悪化させてしまう要因は、睡眠不足やストレス、アルコールの飲み過ぎです。
睡眠不足やストレスは自律神経、免疫、ホルモンのバランスを崩しやすく、
お酒は血管を拡張し、鼻づまりや目の充血などの症状を起こしやすくなります。
花粉症によるアレルギー性鼻炎は、一度症状が出てしまうと鼻の粘膜がどんどん敏感になり、
症状が強く出やすくなってしまいます。症状が出る前から対策をしましょう。
花粉症治療の基本は、できる限り花粉を体内に入れないように、花粉症用のマスクやメガネなどを
用いるなどのセルフケアが大切です。
他にも、花粉の飛散時期は洗濯物や布団を屋外に干さない、窓を極力開けないようにし、室内への
花粉の侵入を防ぎましょう。
規則正しい食事や睡眠を心がけ、免疫力の低下を防ぐことも大切です。