秋の花粉症を引き起こす主な原因は、ブタクサやヨモギ、カナムグラといった背の低い雑草の花粉です。
これらの植物は、公園や河川敷、道ばた、家の庭など、身近な所によく生えています。
花粉の粒子の大きさも春の花粉よりも小さく、特にブタクサ花粉はスギ花粉の半分の大きさなので、気管支や肺まで入り込みやすくなります。そのため、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの鼻炎症状や目のかゆみに加えて、咳が出やすいことが特徴です。
人によっては肌荒れなどの症状が出る場合もあります。
ブタクサ花粉の飛散距離は数メートルから長くても100メートル程度なので、スギ花粉より避けやすいといえます。生育している場所には近づかないようにしましょう。